心療眼科をご存じですか?
私が須賀川セントラル眼科を開業したのは1988年の事です。今日に至る長い年月の中で、世界情勢は勿論のこと、IT環境、人々の常識、考え方、スキルなどあらゆる面で大きな変化を遂げています。
技術の進歩は、人々の幸せに貢献しているのは事実ですが、他方で、人々のストレスを増す側面もあるのではないかと思います。
眼は言うまでもなく、身体の一器官です。ストレスによる不調は身体に悪影響を及ぼすことは、皆様もご存知でしょう。眼も例外ではありません。
検査結果に問題が見られなくても、不調を訴える患者さんがいらっしゃいます。
お子さまで、視力を測ると問題はないのに、見えないと言う場合も。
仕事や学校、家庭などで何か問題を抱えてないですか?という私の問いかけに黙ってしまう方も多いのです。
身体の健康は、呼吸、食事、睡眠、腸の働きによって支えられています。
心の不調のせいで、このうちのどれかが阻害されていないでしょうか。
近年、眼科領域でも、「心療眼科」という概念が定着しつつあります。眼に不調をきたすストレス解消のお手伝いをするのも眼科医の仕事なのです。
どうぞお気軽に、ご相談ください。
院長 武田 悦男